1972年に建築家・黒川紀章によって設計され、東京・銀座にそびえ立った「中銀カプセルタワービル」は、世界初の実用的カプセル型集合住宅として知られ、メタボリズム建築を象徴する存在でした。140個の独立したカプセルをクレーンで取り付けたモジュール構造は、時代を超えて交換・更新できるという革新的なコンセプトを持ち、国内外の建築ファンを魅了しましたが、2022年に惜しまれつつ解体されました。
そんな伝説的建築へのオマージュとして誕生したこちらは、21個の木製ブロックを自由に積み上げてミニチュアのタワーを作るスタッキングトイ。実物を忠実に再現するのではなく、その象徴的なフォルムやモジュール構造の思想を抽象的に表現しており、ブロックの向きを変えながら窓が外側を向くようにバランスよく積み上げれば、数百通り以上の組み合わせが楽しめます。
日本を代表する前衛建築を、自分だけの発想で再構築できる、創造性とデザイン感覚を刺激するアイテムです。
MANUFACTURER |
A Tangible Future |
DESIGN |
Oscar Diaz |
COLOR |
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SIZE |
カプセル1個:33 × 33 × 22mm
タワー:22 × 22 × 67mm
台座:107 × 7 × 80mm
箱:90 × 90 × 260mm
素材:ブナ材、水性顔料、コットンバッグ
重量:456g |