数々の世界的企業との協業によって多くの名作プロダクトを生み出し、いくつもの権威あるデザイン賞の受賞や美術館のコレクションにも選定される、イタリアデザイン界の巨匠Vico Magistretti(ヴィコ・マジストレッティ)。氏がイタリアの老舗照明メーカーArtemide(アルテミデ)社と共に作り上げたテーブルランプ「Eclisse(エクリッセ)」。
1965年にデザインされたEclisse(エクリッセ)は、発表当初から高く評価され、2年後の1967年にはコンパッソドーロ賞を受賞、ニューヨーク近代美術館(MoMA)やミラノのトリエンナーレ・デザインミュージアム、パリのポンピドゥセンターなどのパーマネントコレクションにも選定されるなど、イタリアデザインを代表する照明のひとつとなっています。
イタリア語で日食や月食(光をさえぎる、覆い隠すもの)という意味を持つEclisse(エクリッセ)という名の通り、内側のシェードを回転させることで光源を隠し、光の角度や光量を調整することができます。マジストレッティらしい有機的な形状のボディは使用しない時にも存在感のある佇まいです。(※フック穴がございますので壁掛けにも対応しております)
<Vico Magistretti / 1920-2009>
イタリア・ミラノで生まれ、著名な建築家であった父の影響もあり建築を学びます。その後、父の経営する会社で建築家として働き、ミラノの都市設計などに携わりました。1950年代には家具や照明デザインの分野も手掛けるようになり、アルテミデ、カッシーナ、デ・パドヴァ、フリッツ・ハンセン、カルテルなど多くの世界的企業と協業し数多くの名作プロダクトを生み出しました。1951年と1954年のトリエンナーレで金メダルとグランプリを受賞、さらに1967年と1979年には世界的権威あるデザイン賞コンパッソ・ドーロを受賞し、名実ともにイタリアが世界に誇るデザイン界の巨匠となりました。
<Artemide>
1960年にエルネスト・ジスモンディ(Ernesto Gismondi)によってミラノ近郊で創業されたイタリアを代表する照明ブランド。「The Human Light」という理念(哲学)に基づき、デザイン性・技術革新・品質の高い名作照明を数々世に送り出しています。リチャード・サッパーがデザインした「Tizio」やミケーレ・デ・ルッキとジャンカルロ・ファッシーナがデザインした「Tolomeo」をはじめ、その他にもヴィコ・マジストレッティ、エットレ・ソットサス、エンツォ・マリなど多くのデザイナーと手を組み、今もなお愛される照明を作り続けるデザイン大国イタリアを代表する老舗照明メーカーです。
※こちらは現行品となります。
※お取り寄せとなりますので、基本お届けには1〜2週間ほど頂戴いたします。国内在庫欠品の場合はお時間を頂戴致しますので、お急ぎの際は事前にお問合せください。
MANUFACTURER |
Artemide |
DESIGN |
Vico Magistretti |
COLOR |
Orange / Red / White |
SIZE |
Φ120・H180 mm / 電球:口金E17 25W)
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