1973年にデザインした「キリン・アームチェア」は、ロドリゲスの遊び心と構造的なイノベーションを象徴する椅子です。
ブラジル植民地時代の家具に見られる楔（くさび）構造を応用し、構造の要として使用。脚部とアームを連結した２つの側面とそれを貫通しながら連結する貫によって組み立てることができ、頑丈さと軽やかさを兼ね備えた椅子としました。より良い生活空間へのアプローチとして分解や組み立てを容易とし、そこにロドリゲスのプラスチック的感性と遊び心が融合していると高く評価されます。
座面と背もたれには一体成型のレザーを使い、ストラップで構造に固定。このような楔とストラップの組み合わせは、後のロドリゲスの作品を象徴する要素に発展を見せます。
1975年には「キリン・アームチェア」でブラジル建築家協会から賞を授与されました。その名は動物のキリンではなく、妻のベラ・ベアトリスに愛情を込めて付けた「エスキリーニョ」（ブラジル語で「小さなリス」）というあだ名に由来します。
※価格は画像の展示品の仕様価格となります。（Black Leater / Imbuia Stain)
※現在、展示品が販売可能です。オーダーは座面生地をお選び頂き5ヶ月〜ほどお待ち頂きます。詳細な納期などは事前にお問い合わせをお願い致します。
※価格は張地とフレームの種類によって異なります。オーダーご希望の場合はお見積りいたしますのでお気軽にお問い合わせください。
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| MANUFACTURER |
Lin Brasil |
| DESIGN |
Sergio Rodrigues |
| COLOR |
Brazilian Cherry / Imbuia Varnish / Imbuia Stain / |
| SIZE |
W680・D630・H690・SH420 AH520mmmm |