1963年にLibuše Niklová（リブシェ・ニクロヴァ）がデザインしたアコーディオン・トイシリーズのトムキャット。蛇腹状の胴体を縮めたり曲げて本体に空気を通すことで、アコーディオン楽器のように音が鳴るようデザインされたのが名前の由来です。
このアコーディオン・トイシリーズは当時全11種類（動物10種、赤ん坊1種）が発売されましたが生産は1963年ー1967年のわずか4年間と短く、知育玩具という性質上、遊んでパーツが壊れてしまったり欠損していたりと、状態の良い個体を探すのはとても難しい製品です。海外市場では高額で取引されているコレクタブルなアイテムとして知られています。経年変化で素材も硬くなってきておりますので、玩具としてでは無くお部屋のインテリアオブジェとして棚やテーブルに可愛く飾ってあげてください。
※こちらはヴィンテージ品のため、細かなスレやキズがございます。また蛇腹部分に小さな破れがあり音はなりません。商品の撮影環境やご覧頂くモニター環境などで画面の色は実際の色と異なっている場合がございます。詳細なコンディションはお気軽にお問い合わせください。
Libuše Niklová（リブシェ・ニクロヴァ 1934-1981）は、60年代から70年代にかけてチェコ(スロバキア)で最も活躍した玩具デザイナーの一人です。
50年代なかばにそのキャリアをスタートしたニクロヴァは、その当時まだ珍しい素材だったプラスティックを用いた玩具をデザインし業界に革命を起こしました。1961年にチェコのFatra社へ入社したニクロヴァは、子供の想像力を膨らませるようなデザイン性の高いおもちゃを次々に開発し、9つもの特許と共にチェコを代表する数多くの製品を生み出しました。その中でもPVC製のインフレータブル(空気で膨らます)トイの、バッファロー・エレファント・ジラフはニューヨーク近代美術館のコレクションにも選ばれている名作です。
| MANUFACTURER |
Fatra |
| DESIGN |
Libuše Niklová |
| COLOR |
Black / White |
| SIZE |
W200・D60・H185 mm |